日経新聞の記事から

日本のハチミツ業界が「偽ハチミツ」の駆逐に向け蜂起しているらしい。

シロップなど不純物を混ぜる安価な商品の流通拡大を受け、業界大手では全品で300項目以上の検査を徹底。

気候変動でハチミツの採取量が減る中、価格引き下げ圧力が中小の養蜂事業者に追い打ちをかける。

国内外から調達するハチミツ全品について、残留農薬や抗生物質を調べる検査に加え

シロップが添加されていないかにも目を光らせる。

専門の研究機関に委託し、トウモロコシに由来する異性化糖なども検査する徹底ぶりだ。

同時にハチミツの価値づけにも動く。

自社の研究所がハチミツのせき止め成分「メルピロール」を世界で初めて発見し

機能性表示の取得を進める。

偽物がまねできないハチミツ独自の微量な栄養素を解明し、価格競争に陥らないように工夫をしている。

養蜂大手のアンケート調査では4割の消費者がハチミツ由来の「健康効果」「美容効果」に期待を寄せる。

「安心・自然食品」という回答も3割弱に上った。

偽ハチミツはそんな消費者を欺くことになる。

中国にはハチミツに混ぜるシロップの専門業者もいると指摘されている。

ある国内専業は「中国からの輸入のうち3分の1以上に不正品の疑いがある」と漏らす。

甘味料を加えたものは「加糖ハチミツ」などと記す表示ルールがあるが、運用にはばらつきもある。

ハチミツ研究の第一人者は「現在のルールは業界団体が決めており、非加盟の企業に抑止力が及ばない。

国が定めたハチミツの規格がないことが対策の難しさにつながっている」と話す。

シロップを混ぜたり産地を偽装したりする「ハニーロンダリング」は世界でも問題となっている。

養蜂家や取引業者らが参加する国際養蜂協会連合(アピモンディア)のイベントは25年、

看板であるハチミツ部門の国際賞の審査を取りやめた。

偽ハチミツが増え、不正を見抜けない恐れが高まったためだ。

欧州委員会が主導した23年の調査では、320件の輸入品サンプルの46%にあたる147件で不正の疑いが指摘された。

ハチミツには含まれていない糖のマーカーなどが検出された。欧州でも検査技術は十分には確立されていない。

悩ましい事でありますね

家族で運営している森友養蜂場さんには頑張ってもらわねば

住まいも身体も健やかに・・・