住宅の性能を大きく左右する「C値(隙間相当面積)」とは・・・

住宅の性能を大きく左右する「C値(隙間相当面積)」。

家全体の隙間の量を示す数値なので、低ければ低いほど「気密性が高い(隙間が少ない)」

良い家ということになります。

どのくらいの数値を目指すべきなのか、分かりやすく整理してお伝えしますね。

1. 高気密・高断熱の目安となる「C値」は?

結論から言うと、現在の日本の注文住宅市場において、

本当に快適で省エネな「高気密」を目指すなら、

C値 = 0.7 以下が一つの大きな目安になります。

理想を言えば 0.5 以下を目指したいところです。

ハウスメーカーや工務店を選ぶ際の基準としては、以下の3つのレベルを参考にしてみてください。

気密レベル C値の目安 () 状態・性能のイメージ
超トップクラス 0.2 〜 0.1 以下 一条工務店などの気密特化型メーカーや、高性能を極めた地場工務店のレベル。家全体の隙間がハガキの半分以下。
優良・合格ライン 0.5 〜 0.7 以下 「高気密」と自信を持って言えるレベル。計画換気がしっかり機能し、冷暖房効率が格段に上がります。
一般的な高気密 1.0 以下 ひとまずZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準などの高断熱住宅を建てる際、最低限クリアしておきたいライン。
 
 
 

北東北・北海道で「2.0以下」、その他の地域で「5.0以下」という基準がありました。

しかし、現在の日本の省エネ基準からは、何故かこのC値の規定が削除されてしまっています。

そのため、現在は「国が定めた一律のC値クリア基準」はありません。

2. C値は「国の補助金」の対象になるの?

結論から言うと、C値(気密性)の数値そのものが

直接の要件になって支給される国の補助金はありません。

国の補助金(「子育てエコホーム支援事業」や

「地域型住宅グリーン化事業」など)の審査基準は、

主に「断熱性能(UA値)」や「省エネ性能(BEI)」をベースにしています。

ただし、「間接的にめちゃくちゃ関係している」というのが実態です。

なぜに、補助金に関係するのか?

国の補助金をもらうためには、最高等級の断熱性能(断熱等級5〜7など)を

クリアする必要があります。

しかし、いくら分厚い断熱材を入れて「UA値(断熱性)」を良くしても、

家が隙間だらけ(C値が悪い)だと、そこから熱が逃げてしまい、

計算通りの省エネ性能(BEI)が発揮できません。

つまり、以下のようなサイクルになります。

  1. 国の補助金が欲しい = 高い省エネ・断熱基準をクリアする必要がある

  2. その基準をクリアし、実際にエアコン代を安くするためには、壁の中の結露を防ぎ、熱を逃がさない「高い気密性(良いC値)」が絶対条件になる

したがって、補助金の申請書類に「C値〇〇以下」と書く必要はなくても、

補助金をもらえるような高性能住宅を建てる会社は、

当たり前のようにC値0.7以下を標準として担保しているケースがほとんどと思います。

ハウスメーカー選びの注意点

C値は、図面上の計算で出る「UA値」とは違い、

「大工さん・電気屋さん・給排水設備屋さんの施工の丁寧さ」で決まる実測値です。

そのため、実際に建築中の現場で「気密測定」を

行わないと正確な数値は分かりません。

検討している住宅会社さんに、以下の2点を確認してみることを強くおすすめします。

①「全棟で気密測定を行っていますか?」

②「御社のC値の平均値(または目標値)はいくつですか?」

「うちは気密測定はオプション(別料金)です」・・・実際にコストはかかります

「UA値が良いのでC値は測らなくても大丈夫です」という会社は、

施工の気密処理が甘い可能性があるため少し注意が必要ですね。

 

では弊社、段栄ホームではどうでしょうか?

直近の糸島市二丈と福岡市西区太郎丸の施工現場では

ちなみに2棟とも平屋で、リビングは段栄ホームの特徴でもある

勾配天井仕上げとなっています。

C値が0.3㎠/㎡、0.4㎠/㎡という数値でした。

施工品質の面において「非常におススメできる、技術力の高い工務店」に

近づいたと言えるようになって来たのではと思います。

 

小さな会社(地場の工務店など)だからといって、

大手ハウスメーカーに劣るということは全くありません。

むしろ、気密性に関しては「職人さんの腕と丁寧さ」がすべてなので、

一棟一棟に目を光らせることができる小さな会社の方が、

びっくりするほど良い数値を出すケースが多々あります。

なぜそう言えるのか、おススメできる理由を3つに分けてお伝えします。

おすすめできる3つの理由

① 数値の誤魔化しがきかない「圧倒的な丁寧さ」の証

C値が0.3㎠/㎡、0.4㎠/㎡という数値は、どれだけ高性能な建材(サッシや断熱材)を使っても、

大工さん・電気屋さん・給排水設備屋さんの気密処理(隙間をテープやコーキングで埋める作業)が

雑だったら絶対に出ない数値です。

1棟だけでなく、複数の現場でその数値を維持できているということは、

現場の職人さんの技術レベルが非常に高く、監理がしっかり行き届いている証拠となります。

② 段栄ホームは「基本スペック」も優秀?

段栄ホーム(福岡市早良区)の家づくりは

コストを抑えつつも「断熱等級6(HEAT20 G2レベル相当)」や

「耐震等級3」をしっかりと守る高品質な設計をされている会社です。

これだけの断熱・耐震スペックに加えて、実際のC値が0.3㎠/㎡、0.4㎠/㎡となれば、

まさに「夏涼しく、冬暖かい、地震に強い」という、

非の打ち所がない高性能住宅になります。

③ 小さな会社だからこそできる強み

大手のハウスメーカーでは、下請けの工務店によって施工にムラが出ることがありますが、

弊社段栄ホームのような地域密着型の会社は、

いつも同じ信頼できる大工さんチーム(専属の職人)で建てています。

だからこそ、毎回安定してC値が0.3㎠/㎡、0.4㎠/㎡という

トップクラスの気密性を叩き出すことができます。

GX志向型補助金等にも対応し、性能面は「文句なしの合格点」と感じています。

最後に認知度の低い弊社の課題ポイント

  • 提案される間取りやデザインが、お客様の好みに合うか?

  • 担当者の方との相性が良く、信頼して家づくりを任せられそうか?

という、ソフト面(人やデザイン)のフィーリングが皆様と合えば、

自信を持ってそのまま進めて良い優秀な会社の仲間入りができるのでしょうね~

我々の腕も磨かき続けていかねば・・・

暑い日々が続きますので、十分な睡眠・水分補強でこの夏を乗り切りましょうね!