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孤独のグルメの主演俳優松重さん曰く
テレビ局等の地下駐車場には
出演者用の駐車スペースがあって
同じような形のワンボックスカーがずらりと並んでいるらしい。
同じメーカーの同じ車種、それも白か黒なのが異様で
大物芸人が帰る時等はスタッフが総出で
お見送りをする風習もあり
芸能界の勢力図を垣間見ることができるらしい。
松重さんは車を運転することが好きらしく
最大の息抜きでもある事から
余程(よほど)のことがない限り
自分で運転して現場に行かれるそうだ。
だからお見送りは極力やめてもらいたいらしい。
なぜなら運転席について忘れ物を確認し
ナビをセットしたいのに
スタッフの目が気になり
慌てて駐車場を出てから路肩に停(と)めて
一息つかなければならないそうである。
おまけにマニュアルの車だから
両手両足はフル稼働していて
にこやかに手を振る余裕がないらしい。
我々の世代は車が最大のステイタスだったし、
カッコイイ車に乗ることが人生最大の目標だった。
しかし歳と共に自分でハンドルを握るよりも
後部座席でくつろぐ方を選択するようになる。
またこの時世、事故に巻き込まれても演者の不利益になり、
事務所が自走禁止を言い渡すところも多いとの事。
若い人にとって憧れの存在でなくなったとはいえ、
僕はまだまだ乗り続けたい。
しかし最近の車の進歩にはついていけてない。
発電自体が化石燃料に頼っている現状で
EVは夢の乗り物とは言えず、
頼みの水素もインフラが遅々として進まない。
僕が免許を返納するまでに決着がつくとも思えない。
だったら完全自動運転エコカーの到来を待つよりも、
今は踏み間違えたらエンストする
マニュアル車に乗り続けようと思うとの事。
確かに操る事は楽しい。
コンパクトMINIはさぞや愉しかろう
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