「部屋の畳数=エアコンの能力」

「部屋の畳数=エアコンの能力」という単純な基準だけでは、

快適さや省エネ性を十分に確保できないことが多いです。

以下に、冷房と暖房の両面から見てみましょう。


■ 結論から言うと:

購入時は「暖房時の能力」を基準にするのが

より現実的で失敗しにくい選び方となります。


■ 冷房と暖房で必要能力は違う

項目 冷房(夏) 暖房(冬)
必要能力 比較的少なく済む(熱を逃がしやすい) 多く必要(外気温と室温の差が大きい)
効きやすさ 小さめのエアコンでも冷えることがある 能力不足だと「効かない」「寒い」
部屋の条件 日射の影響が大、風通しなどで補える 断熱性能・気密性が重要

■ たとえば18帖の部屋に2.2kW(6帖用)のエアコンを入れると?

  • 夏(冷房):日射が少なければ意外と冷えることもあります。ただし運転は常にフルパワー、効率が悪く電気代が高くなりやすいです。

  • 冬(暖房):まず足りません。部屋が温まりにくく、暖房の立ち上がりも遅い、結果的に補助暖房が必要になります。


■ 購入時の正しい判断基準は?

断熱性能・気密性を考慮する(新築 or リフォーム済かどうか)
暖房時に不足しない能力を基準に選ぶ
メーカーが推奨する畳数の「暖房畳数」を重視する


■ 失敗しないエアコン選びのコツ

  1. 建物の断熱性を確認(築年数が古いほど暖房能力重視)

  2. 南向き・西日が強い部屋は冷房重視も必要

  3. 18帖なら最低でも5.6kW(18帖〜23帖用)以上が推奨

  4. インバーター機なら能力調整が可能=少し大きめを選んでもOK


■ まとめ

「冷房はある程度効くかも」ではなく、「冬も快適に過ごせるか」で選ぶべきです。

多少大きめのエアコンを選んでもインバーター式なら

オーバースペックにはなりにくく、省エネにもつながります。

我が家は最近3台エアコンを入替えました

10.6帖のDKと9.7帖のリビングの各部屋に8帖用の2.5Kwを2台

26~28℃の自動運転で十分冷える

7.2帖の和室部屋に6帖用の2.2kw

28℃で十分

我が家は旧断熱仕様ですが、ペアガラス+内障子で

比較的窓からのエネルギーロスは少ないようで夏場は十分冷えるようです。

問題はより負荷がかかる暖房時にどうか?

我が家の場合、うさぎさんのいる部屋は常時25℃確保なのですが

暖房はガスファンヒーターにお世話になっているので問題ないでしょうな

今年は光熱費下げる事が可能と期待している我が家でした

しかし、2階の2部屋はずっと空調無なのでどうしますかね・・・

各部屋へ籠るようになって来たので考え中です