戸建て住宅のペアガラスとトリプルガラスの効果の差は?
戸建て住宅のサッシにおける
ペアガラス(二重ガラス)とトリプルガラス(三重ガラス)の
効果のポイントで比較してみました
1. 断熱性能(熱の伝わりにくさ)
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ペアガラス
一般的に、ペアガラスの熱貫流率(U値)は約2.8〜3.0 W/m²K程度(ガラスの種類や中間層のガス充填により変動)。 -
トリプルガラス
トリプルガラスはさらに中間層が増えるため、U値は約1.2〜1.8 W/m²K程度。 -
差のイメージ
ペアガラスより約1.5〜2倍ほど断熱性能が高く、冬の室内の熱が逃げにくく、夏の熱が入りにくい。
2. 結露抑制
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トリプルガラスは内側のガラス表面温度が高く保たれるため、冬季の結露が大幅に減少。
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ペアガラスでも結露抑制効果はあるが、トリプルガラスの方がさらに優れている。
3. 防音性能
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トリプルガラスは層が多いため、防音効果も高まる。
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特に外部の騒音が気になる場所では、ペアガラスより静かな室内環境を実現。
4. コストと重量
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トリプルガラスは製造コスト、設置コストが高く、ガラス自体も重いためサッシの構造強度が必要。
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ペアガラスはコストパフォーマンスが良く、既存のサッシにも対応しやすい。
まとめ
項目 | ペアガラス | トリプルガラス | 効果差の目安 |
---|---|---|---|
断熱性能 | U値 約2.8〜3.0 | U値 約1.2〜1.8 | 断熱性能は約1.5〜2倍向上 |
結露抑制 | 結露しにくいが中程度 | 非常に結露しにくい | 結露減少効果はかなり大きい |
防音性能 | 標準的 | 高い | 防音効果が向上 |
コスト | 比較的安価 | 高価 | コストは2倍以上になることもある |
重量 | 軽い | 重い | サッシ構造強化が必要になる場合も |
我が家はベーシックなペアガラスでアルゴンガス等の充填も無いサッシです
これでも当時はアルミ枠内部に樹脂部分を設け結露防止対策がしてあるアルミ枠で
絶対に採用しようと考えたのは台風対策の為、外部ガラスを全窓強化ガラスにしました
おかげ様で台風時に物が飛んできても被害なく過ごせています
最近では事件が全国各地で発生している事から、
窓は小さくし、防犯合わせガラスでの対応でしょうかね?